こんな映画観ました「ジュラシックワールド/新たなる支配者」

「ジュラシック」シリーズ、6作目

いよいよ始まった「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」観てきました!みなさんご存じの1993年に公開された「ジュラシック・パーク」から数えて6作目です。1作目の原作はマイクル・クライトン。原作を先に読んでいたので映画を観るのがとても楽しみでした。期待通りの作品に仕上がっており、1997年には「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」が公開されました。実はこの2作はマイクル・クライトンが原作の小説を書いているのですが、それ以降の4作「ジュラシックパークⅢ」「ジュラシック・ワールド」「ジュラシック・ワールド/炎の王国」、今回の「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」は小説としての原作はありません。今回の「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」のエンドロールでも、キャラクター原案という形で名前が出てくるだけです。新たなる支配者というサブタイトルだけみると、恐竜が人間に代わって地上を支配するようになるのかと勘ぐってしましますがご安心を。人間と恐竜の共存についてが大きなテーマとなっています。

このシリーズの監督ですが、スティーブン・スピルバーグが全作品に関わっています。第1作、第2作では監督として、そして第3作から今回の第6作までは制作総指揮としてです。スピルバーグ作品が好きな人にとっても見逃せない作品となっています。

今までと違う点は

今回ももちろん恐竜はたくさん出てきます。お約束通りの場面や、方法でたくさんの人縦委が食べられたり襲われたりしています。ただ、今までの5作では人間が恐竜に襲われたり、追いかけられたりするシーンにハラハラドキドキしていたのですが、今回の作品では人と人の追いかけっこがかなり多く出てきます。例えて言うと「ミッションインポッシブル」や「007シリーズ」のように、いろいろな乗り物(バイクなど)で逃げたり、研究室に忍び込んだりとスパイ映画のようなシーンが目白押しです。アクション映画好きな私には、恐竜+アルファの楽しみがあって楽しめました。

また、今回の映画のテーマの一つとして第5作「ジュラシック・ワールド/炎の王国」に出てきた、ロックウッド氏の孫娘であるメイジー・ロックウッドの出生の秘密も明かされます。そのことはヴェロキラプトルの「ブルー」が雌だけで子供を産むのですが、子供に対しての愛情がとても強い面もこの映画の中であふれ出ています。「ブルー」ファンもぜひ観てもらいたいですね。

また、別の男女の物語もあります。あまり書いてしまうとネタバレになるので書きませんが、映画を観ているとこの二人は最後には一緒になるのかな?とわかると思います。

好きなキャラクターは

この「ジュラシック」シリーズには個性的なキャラクターが数多く出てきます。もちろんいろいろなキャラクターが出てくるからこそ、これだけの人気を博しているのですが、個人的にいいなと思うキャラクターはイアン・マルコム博士です(ジェフ・ゴールドブラム)。今回の作品でも熱い役を演じているオーウェンやクレア、エリー・サトラー博士やアラン・グラント博士、ヒールとしてのソヨナ・サントスなど多く出演しています。ただ、このイアン・マルコム博士は冷静沈着なんです。彼は第1作の「ジュラシック・パーク」から出演しており、クールでニヒルな役を演じています。熱いキャラクターに囲まれているので、よりクールさが目立ちます。服装もクールだしキャラクターもクールなので、何をするのか何を話すのかとても気になります。また、第1作から出演していて脇役ながら重要なキャラクターとしてヘンリー・ウー博士(B・D・ウォン)も注目です。彼は中国系アメリカ人です。「ジュラシック・パーク」開設時に恐竜の復活や、雌だけにして繁殖をしないようにするなど重要な研究をしています。しかし、いつの間にか雌だけで繁殖するようになってしまい、彼はその原因を突き止めて人類を救うための研究を今回の「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」で行っています。

次の作品は?

映画のエンドロールで次の作品につながるようなヒントがある場合があります。少し前に観た「007ノータイムトゥーダイ」では、映画のラストシーンでロケット弾を落とされて死んだことになっており、MI6の中で007を偲んでみんなでアルコールを飲むシーンまでありました。しかしエンドロールでは「007 will come back」というメッセージが出て、映画を観ている人たちはみんな笑っていました。「ターミネーター」の「I'll be back」も有名です。そんなこともあるので映画はエンドロールまでしっかりと観る派なのですが、今回はそれらしきメッセージはなかったようです。もし、気が付いた方がいらしたらぜひ教えてください。ということなので、このシリーズがこれで終わるのか、あるいはまだ次回作がるのかわかりませんが、私の今回のブログは終了です。

それでは、また・・・