美術館・博物館に行ってみた。No.1「ホキ美術館」

はじめに

こんにちは!このブログを読んでいただきましてありがとうございます!

始めたばかりなのでどのように書いたらいいのか全くわかりませんが、思いつつままに書いてみます。

ハルは関東地方に住む50代のおじさんです。自分ではおじさんではないと思ってはいますが、周りの人たちは確実に私をおじさんだと感じているはずです。

絵心は全くないのですが、絵を見ることは若いころから好きで、いろいろな展覧会に行ったりしていたのですが、30代40代になると仕事や家庭でいろいろとやることが多くなり、自分の時間が取れずに美術館から足が遠のいていたのですが、50代になり仕事や家庭もある程度は落ち着いてきて自分の時間が作れるようになりました。そんな時にやってみたい事の一つが「美術館」「博物館」などを訪れて芸術を鑑賞することで、心を落ち着かせることです。場合によっては興奮してしまうかもしれませんが。。。

 

行ってみたかった美術館

「ホキ美術館」は千葉県千葉市緑区にあります。最寄り駅はJR外房線「土気」駅ですが、駅から歩くとけっこうあるのでバスがお勧め!私は車で行きましたが、GW真っ只中でしたので、一般道もかなり混んでいて、予定より30分以上遅れてしまいました。この時期高速道路は混むだろうとは思っていたのですが(交通情報では10キロとか15キロ渋滞と言ってました)駐車場は目の前にあり、受付で駐車券を出すと無料になります。まず、この美術館の特徴は外観からして「アート」なんです!

駐車場から入口(エントランス)への途中にはこの写真のようにツンツンとした鉄棒が何本も。柵の機能と周辺の杉並木をリンクするオブジェとして作られたとのことでした。

エントランスへの通り道

裏側に回るとても不思議な外観を見ることができます。

裏側から見た外観(近未来の建物みたい)

前日にWEBで入場時間の予約をしていたので入館はスムースにできました。予約しないで来ていた人たちも結構いたようで、でもその日は1時間程度待てば入館できるとの案内がされていました。料金は大人1,830円です。

 

館内のギャラリー

館内は9つのギャラリーに分けられています。ギャラリーごとのテーマや内容が違っており、でも大半が写実絵画が展示されています。1つのギャラリーだけ陶磁器が置かれていましたが、写実的な作品ではなかったので、なぜここに陶磁器が置かれているのかは不明です。でもちょっとした箸休め的なコーナーになっています。

私が一番期待して見たかったのは、どこまで絵画で写実的に描けるのか、ということです。全体として17世紀ころのオランダを中心とした写実絵画のような静物画も多いのですが、女性のポートレートの写実性には驚かせられます。私が特に惹かれたのは「三重野慶」の作品です。女性の髪の毛の質感がほとんど写真と変わりなく見えます。この美術館の作品は絵のすぐ近くまで近寄って見ることが出来るのですが、三重野慶の絵を間近で見ると普通に色を塗っただけに見えるのですが、離れて見ると写真そのものです。離れて見た時の見え方を考えた描き方なんでしょうか、どうすれば写真のように見せられるのかとても不思議に感じます。

ホキ美術館について

話しが前後しますが、この美術館についてですが、2010年11月3日に世界でもとてもまれな写実絵画専門美術館として開館しました。コレクション数は約500点。創設者は「株式会社ホギメディカル」創業者の保木将夫です。この「ホキ」は創業者の苗字なんです!創業者の肖像画も2枚展示されていました。もちろん写実絵画で!

以前私は千葉市緑区に住んでいたことがあり、近くにできたのは知っていたのでずっと行きたいと考えていたのですが、なかな時間が許さずに時間ばかりが過ぎていきました。そして数年前にようやく行こうかなと思ったときは、千葉県各地が台風の被害が出て、この美術館も一部が水没してしまいメンテナンスのためしばらく休館していた時期でした。そのため、またしばらく時間が空いてしまい、ようやくこのGWに10年越しくらいの期間を空けて見学することができました。

建物も素晴らしかったですし、展示作品もとても興味深い絵画が多く、とても楽しめました。お近くにお寄りになる機会がありましたら、ぜひ見てみて下さい。

なお、美術館や絵画についての感想はすべて私の個人的な見解です。

それでは、次の美術館でお会いしましょう!

 「ホキ美術館」

千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15

電話:043-205-1500

https://www.hoki-museum.jp