こんな映画観ました!「死刑にいたる病」

今夜もレイトショー

こんばんは! レイトショーで映画を観てきました。

今回は「死刑にいたる病」。

私が観る映画はほとんどが洋画です。邦画はよほど興味がある内容の映画か、知り合いと観に行くときにしか観ないのですが、先週までで観てみようと触手がのびた映画はほとんど観てしまったので、久しぶりに邦画を観ることにしました。その中で、2本の映画で迷ったのですが、1本目はこの「死刑にいたる病」と、もう2本目は「流浪の月」です。「死刑にいたる病」は阿部サダヲ主演で、作品情報のあらすじや解説を読むだけで、結構彼のキャラクターを十二分に活かせた作品になるのではないかと感じていました。「流浪の月」は2020年の「本屋大賞」で大賞を受賞した凪良ゆうの小説を原作にした作品の映画化ということで、どちらにも興味が沸いていました。

今回はまずは「死刑にいたる病」を観て、来週は「流浪の月」にしよううかなと思い、「死刑にいたる病」を鑑賞!

ネタばれはしませんよ

もちろん映画の内容についてはここでは書きません。作品情報に書かれている以上のことについては触れませんのでご安心ください。実はこの作品も原作があり、早川書房から出ている櫛木理宇の「死刑にいたる病」です。エンドロールに「原作」とあったのでわかったのですが、この作品のことは全く知りませんでした。ですから原作とどの程度違うのか、結末がどのようになっていたいのかは知らない状態で映画は観ました。

大学生筧井雅也のもとに、9件の殺人事件で死刑判決を受けて服役している榛村大和から手紙が届き、話しを聞きに拘置所に行ってみると、最後の1件は自分はやっていないので真犯人を探して欲しいと依頼される。筧井雅也が調べ始めてみると、様々な新しい事実や発見が浮かび上がってくる。シリアルキラーの榛村がマインドコントロールを行い、クモの糸のように広い範囲に網をかけ、そして心の奥底まで入り込み自分の思った通りに操っていく。

そして最後には驚きの結末が・・・

観終わって

映画の初めの部分は、拷問のようなシーンがあったので、嫌いな方は目をつぶっていたほうがいいかもしれません。映画を観終わると、どの範囲までマインドコントロールされていたのだろうと考えさせられます。また、ラストもこのまま終わるのかな、と思わせておいてショッキングな結末が待っています。内容としてもちろん明るい映画ではないでのハッピーエンドが好きな方にはお勧めしませんし、観終わって暗い気持ちになってみたいならお勧めいたします。

原作の小説「死刑にいたる病」は読んだことがなかったので、明日本屋さんに行ってみます。

これではみなさん次回まで!おやすみなさい。