こんな映画観ました「ブラッド・トレイン」

かなりハチャメチャです

ブラッド・ピット主演の「ブラッド・トレイン」が公開されたので観てきました。単純ですが、ブラッド・ピットはカッコいいですね!ちなみにハルは男性ですよ(笑)数か月前から映画を観に行ったときの本編に入る前の映画宣伝でかなりやっていたので、シリアスな内容でないことはよーくわかっていたのですが、ここまでドタバタムービーだとは思いませんでした。また、この作品には真田広之サンドラ・ブロックマシ・オカなどが出演。監督はデヴィッド・リーチです。マシ・オカ?誰?という人もいると思いますが、彼は日本生まれの日本人ですが、本名は岡 政偉。6歳の頃にアメリカに渡ったのですが、国籍はまだ日本だそうです。彼を知ったのはアメリカのテレビドラマで「ハワイFIVE-0」で出演しているのを見てファンになりました。この映画では列車の車掌役で出演してます。また、サンドラブロックも出てるのですが、彼女は7月に観た「ザ・ロストシティ」にも出てました。この映画では、声は初めから出ているのですが、画面に登場するのは一番最後のシーンだけでした。真田広之は言うまでもなくハリウッド映画に多く出演しています。国際的な俳優としてハリウッドでも知られているのでしょうか。

アメリカから見た日本のイメージ

この映画の舞台は東海道新幹線「ゆかり」の中のシーンが大半です。もちろん日本でのロケはなく、99%のシーン(ひょっとしたら100%)がスタジオ内で撮影されていると思います。日本のシーンは今までに見たアメリカ映画の中の日本のイメージと同じで、見ているとかなりの違和感が・・・ 仕方がないですよね(笑)東京駅から新幹線に乗るのですが、乗る前に歩いている町並みは新橋か新宿かと思うような飲み屋街です。ハルも仕事で東京駅周辺にはよく行くのですが、あのような飲み屋街は見たことがありません。飲み屋街を上にパンすると今度は銀座のクラブのような看板がたくさん。いろいろな街を混ぜ合わせたような東京でした。

新幹線(とは言っていないのですが、それ以外の例えが思いつきません)の停車駅も、東京の次が品川は合ってます。新横浜を過ぎてから、名古屋に着くまでにいくつか停車するということは「のぞみ」ではないということですね。おそらく「ひかり」に近い列車になると思います。列車の中のシーンですが、どの車両も2+2の4列シートになってます。アメリカでは4列が標準なのでしょうか。日本はグリーン車は4列ですが普通車は2+3の5列ですからね。また、この列車の中にはバーカウンターのような施設もありました。かなり豪華な作りです(笑)

ストーリー

ブラッド・ピットが演じるレディバグ(天道虫)は、マリア・ビートルの指示で新幹線の中にあるブリーフケース(アタッシェケース)を探し出して盗み、次の駅で降りるだけの簡単な仕事のはずだったが、様々な勘違いや関係のない殺人につながるトラブルなどに巻き込まれ、京都までの大騒動に発展してしまう。これだけのエピソードをよく一つにつなげたなと思うくらい、複雑に絡み合ってきます。そしてそれはかなり以前からのやくざ間の覇権争いから発生したことがわかります。殺人シーンが多いのは個人的にはあまり好きではないのですが、血がいたることろで飛んでいます。そのためだと思いますが、映倫ではRー15指定されていますので。

最後にはハッピーエンドとは違うのですが、ちょっとホッするエンディングです。     アクション・コメディー・スリラー映画と何かの紹介で書いてありましたが、笑いながらすっきりとした映画を観たい方にお勧めです。