こんな映画観ました「ショーシャンクの空に」

他の映画を観る予定が

こんにちは、ハルです。今週末はどんな映画を観ようかとネット検索をしていたら、「ショーシャンクの空に」を上映している映画館がありました。それも6月30日までです。ほんとうは「ロスト・シティ」か「ベイビーブローカー」を観ようかなと思っていたのですが急遽変更!それほど自宅から遠くない映画館でしたので行ってきました。

この映画が初めて上映されたのは1994年。配給はコロンビア=ワーナーです。映画のはじめと終わりにはワーナーのロゴが出て、終わりの少し前にはコロンビアの女性(?)が出てきます。以前から、名作だといわれている作品ですが、残念ながら私はまだ観たことがなく、今回は期間限定の上映のようでしたので、本来観る予定だった映画を飛ばして、この映画を観ることにしました。

ストーリー

銀行の副頭取であったアンディ(ティム・ロビンス)は妻と不倫相手を銃で殺したとの罪で起訴され、やっていないといないと訴えるが終身刑となりショーシャンク刑務所に収監される。そこでは刑務所映画によくある陰湿なイジメや刑務官による暴力が横行している。そんな中、彼に注目したレッド(モーガンフリーマン)との奇妙なつながりが徐々に生まれてくる。アンディは誰にすり寄るというわけではないが、様々な行いが周りを巻き込み彼に一目置くようになる。刑務官や所長も彼の銀行員としての能力を利用して、特に所長は裏帳簿を彼にまかせて私腹を肥やしていた。

新しく刑務所に入ってきたトミーはアンディから、別の刑務所でアンディの奥さんと不倫相手を殺したことがると話しをしていた囚人がいたとの話しを聞く。アンディは再審を所長に依頼するが、自分の不正が表に出ることを恐れ、トミーを脱獄をしようとしたとの罪で射殺してしまう。どん底にあったアンディですが、ある朝彼がいなくなっていることに気が付きました。アンディは独房の壁に収監されてから少しづつ穴を掘っていて、下水管が通っている部屋まで貫通させて、下水管を受けて脱獄した。そして、所長の裏金をすべて下ろし(その日に備えて準備をしていた)、メキシコで暮らすことにした。仮釈放されたレッドはアンディを追ってメキシコに行き、美しい海岸で再会する。

鑑賞後

思っていたより素晴らし作品でした。観てよかった。アンディが刑務所の中で信じていたことは「希望」です。希望を捨てないで常に先を見た行動をしていました。レッドは刑務所の中には「希望」などないと言っていましたが、アンディの言動を見ているうちに少しづつ考えが変わっていきます。そしてアンディは自由になるという希望を実現するための行動をコツコツと行っていきました。

映画を最後まで観て気がかりだったのは、アンディは本当に冤罪で投獄されたのかということです。映画の中ではアンディが奥さんと不倫相手を殺すシーンは出てきていませんし、トミーが聞いたという出てきますが、その男が殺すシーンもありません。誰が殺したのかは不明のままでした。その当たりは映画を観た人がそれぞれ考えてくださいという意味なのでしょうか。

もう一つ気になったシーンですが、レッドが仮釈放に向けての面談のシーンが3回出てきます(20年目、30年目、40年目)。レッドが部屋に入り面談をする人たちから座れと言われるのですが、20年目は「sit」、30年目は「sit down」、40年目は「Please sit douw」と段々と丁寧になるシーンがあります。理由は何でしょうか。その時代に合わせているのか、面談する人たちの性格なのかわかりませんが、40年目の「Please sit doun」にはにやけてしまいました。

来週は予定していた映画を観ようかなぁ。

それでは、また。